読了目安:約8分|健康づくり・生活習慣
「昔に比べて、結婚式場よりお葬式場を見る機会が増えた気がする」。
そんな社会の変化を感じることはありませんか。
少子高齢化が進む日本で、これから大切にしたいのは、単に長く生きることだけではなく、自分らしく元気に暮らせる時間を育てることです。
そのための健康投資は、高額なサービスから始める必要はありません。
毎日の小さな6つの習慣と、無理なく続ける方法をお伝えします。
この記事の結論
この記事で分かること
結婚式とお葬式は、人生の節目を考えるきっかけになります。
日本では長期的に婚姻件数が減少してきた一方、高齢化が進んでいます。
厚生労働省の2025年人口動態統計(確定数)によると、婚姻件数は48万9,158組、死亡数は158万9,533人でした。ただし、これらは結婚式や葬儀の開催件数ではありません。また、2025年単年では婚姻件数は前年より増え、死亡数は減っています。
この数字から考えたいのは、将来への不安ではなく、自分が元気に過ごせる時間を、今からどう大切にするかということです。
健康投資と聞くと、ジムの会費、サプリメント、健康器具などを思い浮かべるかもしれません。
しかし、毎日の散歩や食事の選び方、十分な睡眠も健康への投資と考えられます。
厚生労働省が推進する「健康日本21(第三次)」でも、生活習慣の改善と健康寿命の延伸が重視されています。
将来の健康を保証する方法はありません。それでも、今日の選択を少しずつ見直すことは、生活習慣病のリスクを抑えたり、日常生活に必要な身体機能を保ったりする取り組みにつながります。
特別な準備をしなくても取り組める方法を6つ紹介します。自分の生活を振り返り、最も始めやすいものを探してみてください。
健康のために運動を始めようと思っても、いきなりランニングをする必要はありません。買い物、通勤、散歩など、普段の生活に歩く時間を追加することから始められます。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人について歩行などの身体活動を1日60分以上行うことを推奨しています。ただし、身体の状態や体力に合わせ、今より少しでも多く動くことが大切とされています。
今日からできること
最初から歩数や距離を増やしすぎず、翌日に強い疲れや痛みが残らない範囲で調整しましょう。
筋肉は、重いものを持ち上げるためだけに必要なのではありません。立ち上がる、階段を上る、荷物を運ぶといった日常動作にも関わっています。
身体活動ガイド2023では、成人と高齢者に週2〜3日の筋力トレーニングが推奨されています。筋トレには、器具を使わず自分の体重を利用する運動も含まれます。
今日からできること
これらは運動を始めるための簡単な例です。回数や負荷は体力に応じて増減し、動作中に痛みがある場合は中止してください。
歩くことと筋力トレーニングは、どちらか一方を選ぶのではなく、無理のない範囲で組み合わせることがポイントです。
食事を整えるために、厳しい糖質制限や特別な健康食品から始める必要はありません。
まず意識したいのは、ご飯などの主食、肉・魚・卵・大豆製品などの主菜、野菜・きのこ・海藻などの副菜を組み合わせることです。
厚生労働省と農林水産省が策定した「食事バランスガイド」でも、料理の組み合わせと量のバランスが紹介されています。
今日からできること
食事量は年齢、活動量、体格、持病などによって異なります。まずは不足しやすい料理を補うことから考えてみましょう。
忙しい生活の中では、睡眠を後回しにしてしまうことがあります。しかし、睡眠は健康を保つための重要な生活習慣です。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人は個人差を踏まえ、6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することが推奨されています。時間だけでなく、眠って休養が取れたと感じられることも大切です。
今日からできること
現在の睡眠時間が不足しているなら、まず15分早く寝る準備を始めるのも一案です。睡眠の不調が長く続く場合や、日中の眠気が強い場合は、医療機関へ相談しましょう。
健康への投資は、何かを新しく始めることだけではありません。身体への負担につながる習慣を減らすことも大切です。
厚生労働省の飲酒ガイドラインでは、飲酒による健康への影響には個人差があり、飲んだお酒に含まれる純アルコール量を把握することが重要とされています。
今日からできること
飲酒していない人が健康のために飲み始める必要はありません。また、多量の飲酒が習慣になっている人は、急な断酒で離脱症状が起きる場合があるため、医療機関に相談してください。
健康というと、食事や運動など身体に関することばかり考えがちです。しかし、安心して話せる相手がいることや、社会とのつながりを持つことも暮らしの大切な要素です。
「健康日本21(第三次)」でも、社会とのつながりや、こころの健康の維持・向上が健康づくりの方向性に含まれています。
今日からできること
多くの人と交流する必要はありません。自分にとって心地よい距離感で、人とのつながりを持つことを大切にしましょう。
ここまで6つの習慣を紹介しましたが、すべてを同じ日に始める必要はありません。
生活習慣を見直すときは、理想の生活を一度に目指すよりも、今の自分にできる小さな行動を決めることをおすすめします。
7日間チャレンジの進め方
例えば、普段ほとんど歩かない人なら「夕食後に5分だけ散歩する」。運動をしているけれど睡眠時間が短い人なら「寝る準備を15分早める」といった方法です。
できない日があっても、翌日から再開すれば大丈夫です。生活に合うやり方を見つけることを優先しましょう。
生活習慣の見直しに加え、健康診断や必要な検診を受けることも重要です。勤務先、自治体、加入している健康保険などからの案内を確認しましょう。
健診結果に受診の案内がある場合は、生活習慣の変更だけで済ませず、医療機関に相談してください。
健康習慣は、自分の身体の状態や生活環境に合わせて取り入れることが大切です。持病がある方、運動に制限を受けている方、妊娠中や産後の方などは、必要に応じて医師などに相談してください。
気を付けたいこと
医療機関への相談を優先する目安
運動中の胸の痛み、強い息苦しさ、意識を失いそうな症状、突然の強い痛みなどがある場合は運動を中止してください。緊急性が疑われる場合は119番などによる救急対応を優先しましょう。続く痛みやしびれ、強い疲労感なども、自己判断せず医療機関で相談してください。
パーソナルジムMAVERICKでは、運動を始める際に、身体の状態や目的に合わせて取り組み方を考えることを大切にしています。
身体の状態を確認する方法として、写真による姿勢評価、動作の確認、InBody270による体組成測定などを活用しています。体組成測定は筋肉量や脂肪量などを把握するためのもので、病気の診断を行うものではありません。
MAVERICKからの補足
身体づくりでは、ただ運動の回数を増やすのではなく、今どのように身体を動かしているかを確認する視点も大切にしています。
姿勢や動作の特徴、筋力、運動経験などを踏まえ、一人ひとりが継続しやすい運動方法を検討します。
「鍛える前に、姿勢を整える」という考え方も、こうした取り組みの一つです。ただし、姿勢だけですべての不調を説明できるわけではありません。
まずご自身で運動を始めたい方は、MAVERICKのトレーニング・ピラティスなどのサービス内容も参考にしてください。
痛みやけががある場合は無理に運動を進めず、必要に応じて医療機関などで状態を確認してください。
必須ではありません。年齢や身体の状態によって適した活動量は異なります。現在の活動量が少ない場合は、まず今より少し多く動くことを考えましょう。
すべての人に必要というわけではありません。まずは食事の内容や量を確認することが基本です。栄養不足が疑われる場合や食事制限が必要な場合は、医師・管理栄養士などに相談してください。
まずは生活の中で無理なく続けられる時間帯を選びましょう。夜に運動する場合は、強い運動によって眠りにくくならないかなど、ご自身の体調にも注意してください。
細かい記録が負担になる場合は、「今日は散歩ができた」「昨日より早く寝られた」といった簡単な記録でも構いません。ただし、医師から血圧や血糖値などの記録を指示されている場合は、その指示に従ってください。
結婚式やお葬式といった人生の節目を考えるとき、私たちは改めて時間の大切さに気付くことがあります。
健康投資は、特別なことだけではありません。
こうした習慣を、できる範囲で生活に取り入れてみてください。
健康への投資は、今日から始められます。
10年後、20年後も、自分の好きなことを楽しむために。まずは今日、できそうなことを1つ選ぶところから始めましょう。
「運動習慣をつくりたいけれど、何から始めればよいか分からない」「今の自分の身体を確認してから取り組みたい」という方は、MAVERICKの体験相談も選択肢の一つです。
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記事発信:パーソナルジムMAVERICK(株式会社MAVERICK JAPAN)
原稿作成日:2026年10月28日
本記事は一般的な健康情報を提供するものであり、個別の診断や医療上の指示に代わるものではありません。
参考資料
参考資料閲覧日:2026年10月28日
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